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経済の話し。(ユーロ通貨)

 ユーロ(通貨)の問題点。暇つぶしに『ユーロの正体』を読んでいた内容です。
ユーロは、ユーロ国内?ユーロ通貨を導入している国は固定相場ということです。これがユーロの最大の問題点で、小さい国、大きい国、経済の良い国、経済の悪い国、これが一つの通貨を使うということは、独自の金融政策を放棄しているということにつながるということです。
なので、ユーロ圏の景気が良いときはいいのですが、景気が悪いときには不満が出てくるということになります。
ユーロで一番得をしている国は、間違いなくドイツです。ドイツは先進国ですから、通貨の強い国になるべきですが、ユーロは経済の弱い国も存在するので、その国に引っ張られて通貨が安く見積もられます。逆に、安い国は、ドイツなどの先進国に引っ張られて強く見積もられます。ユーロを導入している先進国は輸出に有利、発展途上国は海外から物を買うのに有利という形になります。これは、財政黒字、財政赤字になりやすい、それがどんどん積もっていくということになります。
ユーロ危機は何度も聞かれますが、この問題を解消することはたぶんできません。日本でいうと、東京、大阪が先進国、地方が発展途上国で、財布である財政は別々ということです。日本は、東京、大阪などの大都市が稼いで地方にもお金、財政を分担する形ですが、ユーロではそれが全くないということです。各都道府県、財政の共有がない。東京から地方へお金が流れない。これでは、国土の均衡的な発展は望めません。
という理解です。単なる私の理解ですので、間違っている可能性はあります。経済は生き物というより、まだそれほど長い年月が経っている学問ではないので日々発展しますし、変わっていきます。

 

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